絵本『すてきなさんにんぐみ』
ブログ開設初投稿、お気に入りの絵本なども紹介していきたいと思います。
『すてきなさんにんぐみ』
トミー=アンゲラー 作
いまえよしもと 訳
偕成社
【内容紹介】
宝集めに夢中だった、黒マントに黒帽子の3人組の大盗賊。ひょんなことから孤児たちを集め、すてきなお城をプレゼントしました。
++++++++
絵本「すてきなさんにんぐみ」の表紙を見て思ったことは、表紙の絵とタイトルがあまりにも合っていないという事。
子どもが見たら怖がりそうなこの3人組が、なぜどうして素敵なのでしょうか。
そうなると、原題が気になって調べてみると”The three robbers“で、直訳すると「3人の強盗」と言ったところでしょうか。
この表紙でタイトルが「3人の強盗」であれば違和感はないが、なんか表紙の絵の通りすごく怖い絵本という印象で、日本の子ども向けでは売れなさそうと思うのは私だけでしょうか。
でも作者のアングラーさんは有名作家なので、私が心配することでもないかもしれませんが。
この辺も考えてのタイトル訳なのか、逆に表紙の絵とタイトルにギャップがあることで気になって手に取りたくなりますよね。
実際、私もこの絵とタイトルのギャップが気になって手に取った次第です。
そこまで考えているのなら、訳者の人はすごいですね。
そして、絵本の内容も宝集めに夢中だった黒マントに黒帽子の3人組の大盗賊が、ひょんなことから意外なことを始めるというギャップがある展開になっています。
因みに、私がタイトル決めるとすると「三にんぐみ ごうとうやめるってよ」かな(^_^)
#すてきなさんにんぐみ